零細米粉研究員の備忘録

米粉に関することなどをたまに書いていきます

東京おわせ会

自分の出身地は、三重県の尾鷲市というところにある。大学入学で尾鷲を離れたので、尾鷲市民でなくなってもう20年近くになってしまった。時間がたつのは早いものだ。

 

今日は、東京おわせ会というのに参加してきた。

東京おわせ会とは、尾鷲の出身で東京に住んでいる人たちの集まりであり、今回で17回目となる。自分は茨城県民ではあるが、一応は参加資格はあるはずである。今回で確か4回目くらいの参加だっただろうか。

10代くらいの人から70代くらいの方まで、かなり幅広い年齢層の人が参加しており、初めて参加したときよりは若い人が増えてきているように思う。これからもいろんな人が参加してほしいものだ。ただ、自分と同い年の人が参加してなかったのはちょっと残念であった。

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写真は尾鷲市長の岩田昭人氏。けっこう長い間会ってないはずなのに、自分の名前を覚えてくれていた。さすが市長さんである。

 

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会場での料理とは他に、尾鷲の人が作ったさんま寿司が振る舞われた。地域ごとでいろんな製法があり、形は似ていても味は様々に異なる。例えば、カラシが入っているのやいないもの、味が濃いめが薄めのもの、ご飯の甘さや切る幅などが違っていたように思う。

いくつか食べてみて、自分の住んでいたところのが一番おいしく思った。やはり地元の食べ物が一番だと思う。

 (なお、写真を90度回転させたかったが、方法が分からないのでそのままにしてある)。

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今回食べたもののなかで、一番印象深かったのがこのおにぎり。黒砂糖入りのおにぎりである。須賀利地区の人たちは食べているらしい。同じ市内に住んでいて全く知らなかった。味は予想通り甘いおにぎりであったが、こういう食べ物と思ったらなかなかにおいしかった。

他の地区では、年配の人はご飯に黒砂糖をかけて食べる人がいるとか、刺身を食べるときに砂糖醤油で食べる人や、卵かけご飯に砂糖を入れる人がいる(いた?)らしい。黒砂糖かけご飯ならちょっと試してみたい気はする。

食べ方の違いを感じた1日であった。