「おーしゃんのーす」の設備について
オーシャン東九フェリー「おーしゃんのーす」設備について少し紹介する。
これは2015年5月に乗ったときの状況であるので、現在はどうなっているか実のところ分からない。
おーしゃんのーすの船内には食堂はないので、持ち込みをしてないと食事は自動販売機での食べ物となる。
飲食物の持ち込みについて制限があるという話は聞いていない。
自販機の食べ物には以下のようなものがあった。
・パン
・ドリア、リゾット
・カップラーメン
・焼きそば、丼、いなり寿司
・サンドイッチ
・ミートソース、カレー、ピザ
・アイスクリーム
・ジュース、牛乳
・つまみ
自販機のみとはいえ、食べ物の種類がけっこうあったので、自分としては食べ飽きることはなかった。
アルコールの自販機もあったが販売はしておらず、税務署の許可が出るまでは販売は行わないことが書かれた張り紙があった。
そのせいで、自分で持ち込みをすることになった。
後で車に取りに戻れないので一度に全部運ぶ必要があり、荷物がずいぶんと重くなってしまった。
ビール類などは受付で預かって冷蔵庫に冷やしてくれるサービスもやっていた。
自分はビールを持ち込んだが氷も準備して冷やしており、初日の夜で全部飲んでしまったので活用はしていない。
ちなみにビールとかは文化堂というところで購入している。
今頃は船内でお酒も買えるようになっているだろうか。
水、お湯、お茶の出る機械もあり、無料で使える。
お茶も買っていたが、買う必要はなかったことが分かった。
割り箸、紙皿、スプーンについても準備されており、醤油やマヨネーズなどの調味料もある。
ただ、製氷機とかないので、氷がほしければ売店で購入する必要がある(確か200円)。
初日の夕食は持ち込んだ弁当、朝食には持ち込んだパンを食べたが、2日目お昼は自販機で購入することにした。
食べたのは、新製品という肉巻きおにぎりである。
冷凍のいなり寿司+巻き寿司とかいう珍しいものがあり、こちらを食べるかどうか迷ったが、肉を食べたい気分だったので肉巻きおにぎりとした。
買った時には冷凍状態なので、専用の電子レンジで温めて食べることになる。
けっこう美味しかったが、量が少なかったので、お菓子も買って食べた。
ちなみに、普通の電子レンジもあった。
船内に売店がありお菓子、雑誌、歯ブラシ等が販売されているが、船内では浴衣やパジャマの準備はないので、持参する必要がある。
自分は一通り持ってきたので問題なかった。買ったのはお菓子くらいであった。
スリッパはあり、自由に使うことができる。
自分でスリッパも準備していたが、持ってくる必要がなかった。
貴重品のコインロッカーがあり、無料で使うことができる。
念のため、自分も財布を入れるのに使わせてもらった。
普通のコインロッカーもAデッキのお風呂近くにあったが、こちらは有料である。
自分が見たときには使っている人はいなかったし、自分も使ってない。
浴室とシャワー室があり、どちらも24時間使うことができる。
中にはボディーソープ、リンスインシャンプーがある。
タオルは置いていないが、売店で購入することもできる。
カミソリとか化粧水、乳液なども売っているようだ。
お風呂の洗い場は全部で5カ所でちょっと少ないようにも思うが、自分が乗ったときには乗客が少なかったためか、他に誰もいなかった。
湯船はちょっと熱かった。
コインランドリーと乾燥機がそれぞれ2台ある。
コインランドリーは200円、乾燥機は30分で100円であった。
洗剤は準備されていた。親切なことだ。
公衆電話はあるが、テレフォンカードは使えなかった。
ずっと使ってないカードを使う機会になるかと思ったが、当てが外れてしまった。
ただ、船で移動中でも意外と携帯電話は通じたので、携帯電話で妻と話することができた。
海の上なので時々は通信が切れてしまったが。
モバイルルータも持って行ったが、Wimaxはほとんどの場所は圏外で使えなかった。
LTEはだいたいの場所で通じたので、ネットはどうにかなったが、高知県の沖あたりではLTEでも不通になる箇所があった。
静岡県沖とかでもネットに繋がらないかもしれないが、夜中はネット接続はしてないので、この辺はよく分からない。
35時間くらい船内にいた中で、これがなくて不便であったことは特になかった。
漫画がたくさんおいてくれればありがたいと思ったことと、酒類の販売をしてほしかったくらいだろうか。