熊本地震から1ヶ月(その4)
本震があった翌日(4月17日)、買い出しに出かけることになった。
水とガソリンには不足はなかったのだが、子供の離乳食がなくなってきていた。
近所のスーパーやドラッグストアとかはどこも再開しておらず、少し離れたところに行く事にした。
被害の少なそうな玉名市に向かった。
玉名市に入って最初に見つけたドラッグストアは店の中が激混みであった。
100人くらいのレジ待ちの人がいたんじゃなかろうか。
離乳食は見つかったものの、会計までに1時間はかかりそうだったので、買うのをやめにして次のところに行った。
新玉名の駅前に店があったので行ってみたら、今度はレジにほとんど人はいなかった。
わずか数分の距離で全く状況が違っていた。
ただ、水とかがないのは変わらずであった。
ついでに市街地に入ってみると、どこも普通にお店が開店しているのに気づいた。
ペットボトルの水はどこもないが、それ以外のものは普通に手に入る。
レストランまで開いていたので、外食することもできた。
車で1時間も行かないのに、街が普段通りになのが不思議であった。
今回の地震は、東日本大震災の時と違って、小さな範囲で大きな被害が出たのだと感じた。
ニュースとかで被災地の品不足の状況が報道されているを見ると、避難所にいる人たちをバスとかで一時的に県の北部とかに連れて行ってもよかったのではないかと思う。
益城町や西原村とかでも全ての道路が使えなかった訳でもなさそうだったし。
被災地に近いとはいえ、現地を見てないから机上の空論かもしれんが。