米粉料理レシピコンテストを見てきた
しばらく前に、国内産米粉ネットワークから、特別セミナーの案内があったので行ってみることにした。
米粉グランプリに合わせて特別セミナーがあって、昼食会があってお土産までつくらしい。
久しぶりの米粉の情報集めと、久しぶりの米粉料理を食べるために、女子栄養大学なるところまで行ってきた。
午前中に2つの講演があった。
一つは女子栄養大の副学長による日本の食文化についての講演で、もう一つは広島県東広島市の農事組合の理事による米粉パン工房などについての講演であった。
お二人の話は色々と勉強となったが、特に印象に残ったのは、2番目に話をされた「ファーム・おだ」の人が話していたことであった。
男が考えた6次産業は売れない、というものである。
売れる物はすべからく女性が考えたものであるらしい。
確かに、今回のコンテストで受賞した料理は全て女性が作っていた。
テレビとかでも、地元の農産物を生かした製品作りについて紹介されているを見たことがあるが、女性ばかりが出ていたように思う。
仕掛け人とかは男性が多かったような印象だが、実際に開発や販売で活躍していたのは必ず女性であったような気がする。
自分が商品開発とかに関わることはないだろうが、覚えておくようにしよう。
昼食会では、米粉レシピとして、パウンドケーキ、チヂミ、グラタンが出た。
もちろんローストビーフやらサツマイモの煮物とか、他の料理も含めて全種類いただいた。
どれもおいしかったが、少々食べ過ぎた。
最近太り気味だからダイエットしないといけなさそうだ。
13時半頃からコンテストの審査結果が発表となった。
優勝は、「米粉のポンランタン」というのになった。
越谷にある高校生の作品らしい。
高校生でこのようなものを作り上げるとはすばらしい。
将来が有望な人である。
できればこれを試食させてほしかった。
それにしても「ポンランタン」ってなんだろう?
googleで調べても分からなかったし。
恥ずかしがらずに開発者に聞いておけばよかったと後悔してる。
このような新しい米粉の料理が開発されて、米粉の消費量がもっと増加してくれればいいと思う。
誰かの話であったが、これまで米粉の消費拡大がそれほど進んでこなかったのは利用法が十分に浸透してなかったことも原因の一つである。
米粉は、一部の人が期待しているように、一気に普及することはないだろうと個人的に思っている。
多くの人が少しずつ様々な形で消費量を増やしていくことで、日本全体での米粉の消費拡大につながっていくと期待している。
自分も何かできることがあればいいのだが。
少なくともレシピの開発で自分のできることはなさそうだ。